海外FXロスカット計算機(シミュレーション)

海外のロスカット計算機(シミュレーター)です。

いくらまで(何円、何pips)まで負けられるか分かります。

通貨ペアを選択すると、現在レートが自動取得されます(3秒くらいかかります)手動でレート変更もできます。

  • ポジション保有中でもロスカット金額、ロスカットpipsが確認できます。(ポジション保有中は有効証拠金を入力)
  • 複数ポジションを持っている場合は、合計ロット数を入力してください。(買い・売り両方の場合は相殺したロット数)


  • ロット

    1ロット=100,000通貨




    pips

    負けたらロスカットされる

     

    ポジション保有中でロスカット計算をする場合は、有効証拠金を入力するようにしてください。

    ロットは合計したものを入力します。(ロング、ショートがある場合は両方を相殺したロット数)

    ツールで表示されるレートや証拠金額は、業者のレートとは少し差が合ったり、業者のスプレッドを考慮していない金額となるため、おおまかな目安として使ってください。

    また、複数通貨ペアのシミュレーションはできないため、1つの通貨ペアで計算するようにしてください。

    鶏冠井悠二
    著者
    【この記事の著者】
    CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
    ㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

    海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

    海外FXのロスカット水準と証拠金維持率一覧

    マージンコールロスカット
    exnessスタンダード、セント:60%
    プロ、ロースプレッド、ゼロ:30%
    0%
    0.25%0%
    50%20%
    50%20%
    90%20%
    80%20%
    50%20%
    100%20%
    fxgt50%
    CryptoMax,ECN口座は70%
    20%
    CryptoMax,ECN口座は40%
    100%50%
    100%50%
    なし100%

    ロスカットされる金額は、ロスカット水準だけでなくレバレッジの影響も少し受けます。

    レバレッジが大きくなるほどロスカットされにくくなります。

    ここでは「いくら負けられるか?」の許容pipsと許容金額を元にロスカットについて説明して行きます。

     

    海外FXの強制ロスカット水準とは? 海外FXと国内FXのロスカットの違い

    【海外FX・国内FX比較】証拠金2.5万円、1万通貨の場合

    レバレッジロスカット水準許容pips許容金額
    海外FX(XM)1000倍20%247.3pips24,732円
    国内FX(GMO)25倍50%30pips3,000円

    ロスカット水準とは「トレードで損失を出した場合に、預けている証拠金が〇〇円まで減ったら強制的に決済される」トレーダーを守るための仕組みです。

    国内FXではロスカット水準は50%~60%が平均的で、海外FXは20%~30%が平均的です。

    国内FXはロスカット水準が高いので、証拠金をたくさん入れておかないと、すぐにロスカットさせてしまいます。

    海外FXはレバレッジが高いのもありますが、ロスカットされにくいため、ポジションを長く保持することができます。

    上の表を見ると、海外FX(XM)の場合は247.3pips負けるとロスカットされるのに対して、国内FX(GMO)の場合は30pips負けるとロスカットされてしまいます。

    海外FXの方が少ない証拠金でトレードすることができ、同じ証拠金で比べるとロスカットされにくい特徴があります。

     

    ロスカット水準は証拠金維持率とも言われる

    ロスカット水準は「証拠金維持率」とも言われ、MT4ではトレード画面に証拠金維持率が表示されています。

    例えばロスカット水準が20%の場合、証拠金維持率20%を下回ると強制的にロスカットされます。

    証拠金維持率は「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」で求めることができ、安全にトレードするためには「証拠金維持率が300%~500%くらい」あると良いと言われています。

    ただ、この300%~500%は国内FXの場合を指し、海外FXの場合は証拠金維持率をもっと高めに設定しておきましょう。

    長期投資やスワップ狙いのトレードの場合は証拠金維持率10,000%くらいあった方が無難です。

     

    海外FXのロスカット計算方法

    海外FXのロスカット計算方法について解説して行きます。

    ロスカット計算は、レバレッジ計算よりも複雑で難しいので、慣れるまで時間がかかるかもしれません。

    手計算よりもロスカット計算ツールを使った方が、便利で早いのでおすすめです。

    ロスカット20%、証拠金2万円、5万通貨の場合

    レバレッジ888倍500倍400倍
    許容pips37.5pips35.6pips34.5pips
    許容金額-18,761円-17,800円-17,250円
    レバレッジ888倍の計算方法
    110円 × 5万通貨 ÷ 888倍 = 6,193.7円
    6,193.7円 × 0.2(ロスカット水準) = 1,238円
    20,000円 – 1,238円 = 18,761円
    18,761円 ÷ 5万通貨 × 100 = 37.5pips
    レバレッジ500倍の計算方法
    110円 × 5万通貨 ÷ 500倍 = 11,000円
    11,000円 × 0.2(ロスカット水準) = 2,200円
    20,000円 – 2,200円 = 17,800円
    17,800円 ÷ 5万通貨 × 100 = 35.6pips
    レバレッジ400倍の計算方法
    110円 × 5万通貨 ÷ 400倍 = 13,750円
    13,750円 × 0.2(ロスカット水準) = 2,750円
    20,000円 – 2,750円 = 17,250円
    17,250円 ÷ 5万通貨 × 100 = 34.5pips

    このようにロスカットを計算して行きます。

    ロスカットの計算は、通貨ペアの価格、レバレッジ、証拠金、ロット数のすべてが必要になります。

    計算方法を間違えると、予想外のタイミングでロスカットされるなどの危険性もあるので、計算ツールを使って確認すると良いでしょう。

     
    ロスカット計算ツール

    当サイトでロスカットを自動で計算してくれるツールを作りました。

    海外FX ロスカット計算機は、このように数字を入れ込むだけで自動で計算してくれます。

    計算するのが面倒な人は、このツールを使うと良いでしょう。

     

    海外FXのロスカット計算でよくある質問

    海外FXのロスカット計算に関するよくある質問です。ぜひ参考にしてください。

    XMのロスカット計算にも利用可能ですか?
    はい、可能です。レバレッジ888倍にも対応しています。
    レバレッジ25倍のロスカット計算も可能ですか?
    はい、可能です。
    ロスカットされないための証拠金維持率の目安はどれくらいですか?
    レバレッジやトレードスタイルにもよりますが、維持率1000%以上は欲しいところです。
    ロスカットされないための証拠金維持率の目安はどれくらいですか?
    レバレッジやトレードスタイルにもよりますが、維持率1000%以上は欲しいところです。
    ポジション保有中でも計算可能ですか?
    はい、ポジション保有中は有効証拠金を入力してください。
    複数ポジションを持っていてもシミュレーション可能ですか?
    はい、1つの通貨ペアのみ可能です。合計ロットを入力するようにしてください。(買い・売り両方の場合は相殺したロット数を入力してください)

     

    海外FXロスカットまとめ

    海外FXのロスカットについて解説してきましたが、ロスカットされるまでの許容pipsを把握しておくことはトレードにおいてとても重要です。

    ロスカットはロスカット水準だけでなく、レバレッジや取引するロット数にも影響してくるので、使用する海外FX業者のレバレッジとロスカット水準をしっかり把握した上でトレードするようにしましょう。

    ロスカット水準が一番低いiFOREXはロスカット水準0%という驚くべき海外FX業者です。

    一度ポジションを持てば、証拠金が無くなるまでトレードすることができます。

    一発逆転のギャンブルトレードをする場合や、ボラの高い通貨ペアでトレードする時はiFOREXを使うと良いでしょう。

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