HFMの特徴と評判 口コミ・安全性と現地調査レポート

4.0

hfm 評判

HFM(Hotforex)はキプロスに拠点を構える海外FX業者で、レバレッジの高さやボーナスの豊富さに特徴があります。

このページではHFMの良い評判と悪い評判を、SNSの情報を元に紹介していきます。

また、HFMの本拠地であるキプロスと、金融ライセンス先のセントビンセントおよびグレナディーン諸島の現地調査をしたので参考にしてください。

HFMはボーナスにクッション機能が加わり、非常に使いやすくなりました。

HFMの評価 4.0

ボーナスキャッシュバックレバレッジスプレッドロスカット
8点6点9点3点9点
ゼロカットスキャルピングサポート対応ライセンス/補償安全,透明性
10点3点10点7点8点

HFMの公式サイトはコチラ

 

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

HFMとはどんな会社?

サービス名HFM
会社名HF Markets (SV) Ltd
住所Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown, St. Vincent and the Grenadines
電話番号+44-2030978571(イギリス)
設立2010年
金融ライセンスセントビンセント及びグレナディーン諸島(FSA)
法人番号:22747 IBC 2015
グループ会社/ライセンスHF Markets (UK) Ltd/イギリス
HF Markets (DIFC) Ltd/ドバイ
HF Markets SA (PTY) Ltd/南アフリカ
HF Markets (Seychelles) Ltd/セーシェル
HF Markets Fintech Services Ltd/ケニア
WEBサイトhttps://www.hfm.com/sv/jp/
問い合わせhttps://www.hfm.com/sv/jp/contact-us

HFMは2010年に設立された金融ブローカーで、グループ企業がたくさんあり、世界中でシェアの高い海外FX業者です。

日本よりも南アフリカやナイジェリア、マレーシア、インドネシアなどのシェアが多くなっています。

HFMは世界的に見ても規模の大きな会社で、Wealth & ValueのLargest Forex Brokers in The Worldを見ると世界で3番目に取引量の多いFX会社となります。

日本ではそこまで知名度が高くありませんが、世界的に見るとかなり大きなグループカンパニーとなります。

 

HFMの世界取引量は31位

Finance Magnates Intelligenceという海外の金融レポートによると、HFMの取引量は31番目に多く、かなり大手の分類になります。

日本では少し知名度が低いですが、世界的にはeasyMarketsやiFOREX、FXDDよりも取引量の多い会社です。

 

HFMは南アフリカやナイジェリアでの利用者が多い

HFMがどの国でよく検索されているのか検索ツールで調べてみると、南アフリカやナイジェリア、マレーシアで特に使われているようです。

日本は4番目に検索されています。

 

当サイトのHFMの評価

HFMの総合評価:73点/100点

ボーナスキャッシュバックレバレッジスプレッドロスカット
8点6点9点3点9点
ゼロカットスキャルピングサポート対応ライセンス/補償安全,透明性
10点3点10点7点8点
HFMのメリット
口座開設ボーナス、入金ボーナスが充実。レバレッジも高くロイヤリティ・プログラムもある

HFMのデメリット
ボーナス口座はスプレッドが広く、約定スピードも遅い。スプレッドの狭い口座はボーナスが一切付かない。

口座開設ボーナス:13,000円
入金ボーナス:初回8万円まで入金60%、2回目以降は30%ボーナス
キャッシュバック:ロイヤリティプログラム
レバレッジ:2,000倍
スプレッド:ドル円2.06pips、ユーロドル1.36pips
ロスカット:20%
ゼロカット:採用
スキャルピング:可能
サポート対応:サポート、公式サイトともに日本語対応
ライセンス/補償:セントビンセント及びグレナディーン諸島の許可、民事賠償保険500万ユーロ
情報提供元:HFM公式サイト

当サイトのHFMは全体的には高評価ですが、総合的にバランスが良く、ボーナスの豊富さやレバレッジは非常に優れています。

ボーナス以外にもロイヤリティプログラムやROFM(余剰証拠金に対する年利3%)もあり、取引する上でもメリットが多いです。

ただ、スプレッドは少し広めになっているのでスキャルピングには不向きで、大きな利益を狙うトレード手法の方がおすすめです。

 

安全性の評価:トラブルはなさそうだが情報量が少ない

4.0

HFMは出金拒否などのトラブルは見かけませんでしたが、SNSの情報量が少なかったです。

HFMは世界的にもかなりの大手ですが、日本では少しマイナーな業者の分類になっているようです。

大手で資金繰りに困っている訳ではないので、ボーナスのやゼロカットの悪用をしなければ問題ないと思われます。

鶏冠井悠二
1級ファイナンシャルプランナー,証券外務員一種
鶏冠井悠二のコメント

私もHFMを使っていますが、特に問題なく出金出来ています。ボーナスはクッション機能が加わり使いやすくなりました。
スプレッドは広いので、スキャルピングをする人よりもハイレバトレードをする人の方がおすすめです。

 

HFMの現地調査レポート

HFMのグループ本拠地であるキプロスと、金融ライセンス先のセントビンセントおよびグレナディーン諸島を現地調査しました。

HFMグループの本拠地はキプロス

HFMのキプロス本拠地

HFMグループの本拠地はキプロスのラルナカという都市にあり、このような変わった形のビルに看板が出て言います。

入口にもHFMの看板があり、このビルの10階に入っています。

 

日本向けのライセンスはセントビンセントおよびグレナディーン諸島

HFMの日本向けの金融ライセンスはセントビンセントおよびグレナディーン諸島となります。

セントビンセントはメキシコの東側にある島国となり、キューバやドミニカ共和国の近くに位置しています。

セントビンセントでは金融ライセンスが必要なく海外への運営ができてしまうため、正確には金融ライセンスではなく法人登記のみです。

セントビンセントの登記先住所

セントビンセントの登記先Griffith Corporate Centre

セントビンセントの登記先に行ってみましたが、コチラのGriffith Corporate Centreという建物になりました。

コチラはAxiの登記先住所と同じになり、登記や金融ライセンスの代行会社だと思われます。

特にHFMの看板は無く、様々な企業の登記先として利用されている建物のようです。

セントビンセント郵便局の私書箱

HFMの住所には「P.O.Box 1510」と書かれていますが、コチラは私書箱のことで、郵便局で管理されているようです。

HFMは大手の海外FX業者でイギリスFCAライセンスなども持っていますが、日本向けのライセンスがちょっと微妙なのがマイナスポイントだと思います。

 

HFMの良い評判とメリット

HFMの良い評判とメリットを見ていきましょう。

HFMはボーナスが非常に豊富でレバレッジも高く、WEBサイトを見てもXMと少し似たような仕様になっていることが多いです。

ボーナスはクッション機能が加わり口座開設で13,000円

ボーナス口座プレミアム口座セント口座ゼロ口座PRO口座
口座開設ボーナスなしなしなしなしなし
100%入金ボーナス500ドルなしなしなしなし
20%入金ボーナス67万円なしなしなしなし
利益の出金可能

HFMのボーナスは2022年に新しくなり、ボーナス口座のみ入金ボーナスが20%(上限67万円)となりました。

それ以外の口座はボーナスが無く、代わりにレバレッジが2,000倍になっています。

HFM(Hotforex)口座開設ボーナス・入金ボーナスの条件・受け取り方

 

HFMのレバレッジは最大2000倍

プレミアム口座PRO口座ゼロ口座セント口座ボーナス口座
2000倍2000倍2000倍2000倍1000倍

参照:HFM 口座比較

HFMのレバレッジは2000倍と非常に高くなっています。

ボーナスのある口座だけレバレッジ1000倍となりますが、ボーナスのない口座は2000倍統一となっているので、ぜひハイレバレッジを活かした取引をしていきましょう。

以下のページでは全通貨ペアのレバレッジと、レバレッジ制限になる条件などについて詳しく解説しているので参考にしてください。

HFMレバレッジ2000倍の条件とルール・レバレッジ制限

 

VPSサーバーは条件を満たせば無料で使える

入金額取引条件
5,000ドル5ロット/過去30日

参考:HFM公式:VPS

HFMのVPS仕様
・CPU:1コア
・メモリ:1.3GB
・HDD:25GB
・OS:Windows2012
・VPS会社:BeeksFX
・シルバー:8,000ドル+8ロット、ゴールド:15,000ドル+15ロット
・条件未達の場合:30ドルかかる(ブロンズプランの場合)

自動売買やEA・自動スキャルピングに必要なVPSサーバーですが、HFMでは条件を満たすと無料で使うことが出来ます。

他の海外FX業者の場合は一番低いプランのみの提供ですが、HFMでは条件に合わせてシルバーやゴールドプランの利用も可能です。

MT4・MT5の自動売買・EAを使う人は、ぜひHFMの無料VPSを利用してみましょう。

参照:HFM VPSホスティング

 

HFMの追証なしゼロカット

タイミングマイナス残高後、24時間以内にマイナス残高がリセットされる
同一口座ロスカットされる
別口座別口座に影響なし

参照:HFM 資金のセキュリティ

HFMは「追証なしのゼロカット」なので、万が一マイナス残高が発生しても、マイナス分をHFMが補填してくれます。

HFMのゼロカットは24時間以内に自動的にマイナス残高をリセットしてくれます。

(マイナス残高が残っている間は入金しないようにしましょう)

マイナス残高が発生すれば、同じ口座内の通貨は全てロスカットされますが、別口座には特に影響しません。

 

取引プラットフォームはMT4とMT5

mt4 mt5

MT4MT5

参照:MT4MT5

HFM mt4 mt5

HFMの取引プラットフォームはMT4・MT5が全てそろっています。

Macにも対応し、スマホ版はMetaTraderアプリを使うことが出来ます。

2022年よりHFMApp (モバイルアプリ)提供開始し、Apple, Android両方に対応しています。

 

コピートレードが非常に人気

参照:HFコピー口座

HFMのコピートレードは、実際にFXを運用している「ストラテジープロバイダー」をフォローすることで、「ストラテジープロバイダーと全く同じ運用をする」ことができます。

特定のトレーダーの取引をまったくそのままコピーするので「コピートレード」と言われています。

HFMでは実際にトレードをするストラテジープロバイダーとして登録することもできますし、フォロワーとしても登録することができます。

実際にHFMでコピートレードをやってみたので別ページで詳しく紹介して行きます。

関連:HFMコピートレードの開設方法、HFコピーを実際に検証した

 

信託保全は500万ユーロの民事賠償保険

HFM 信託保全
※クリックで大きく見れます

信託保全の有無補償内容管理銀行
民事賠償保険制度(エラーや過失なども補償)1人500万ユーロまで非公開

参照:HFM お客様の投資を保護

HFMの顧客資金は、500万ユーロ(約6,500万円)を上限とする民事保険賠償制度に加入しています。

これだけでの金額であれば、”ほぼ”問題無いでしょう。

HFMの顧客資金は運営資金とは完全に分離した状態で分別管理されています。

 

HFMの悪い評判やデメリット

続いてHFMの悪い評判やデメリットを紹介します。

スプレッドは全体的に広め

ボーナス口座プレミアム口座ゼロ口座PRO口座
USDJPY1.95pips1.76pips1.46pips(0.86)1.24pips
EURJPY2.62pips2.42pips1.5pips(0.9)1.29pips
GBPJPY4.0pips3.8pips2.04pips(1.44)1.84pips
AUDJPY2.73pips2.53pips2.16pips(1.36)1.86pips
NZDJPY2.39pips2.19pips2.08pips(1.28)1.78pips
EURUSD1.64pips1.44pips0.91pips(0.31)0.71pips
GBPUSD2.33pips2.12pips1.29pips(0.69)1.1pips
AUDUSD2.1pips1.9pips1.5pips(0.9)1.29pips
AUDNZD3.96pips3.77pips2.66pips(1.86)2.36pips
XAUUSD3.07pips2.97pips2.02pips(1.22)1.72pips

(カッコ内)は取引手数料を除いたpips数(取引手数料:往復6~8ドル)参照:HFM 外国為替取引HFMスプレッド比較

HFMのスプレッドはPRO口座が一番狭くなっています。

プレミアム口座やゼロ口座よりもPRO口座の方が全体的に優れているので、PRO口座を使うようにしましょう。

HFMのスプレッド一覧 平均スプレッドと全通貨ペア

 

両建ては同一口座のみOK

hfm 両建て

同一口座の両建て複数口座の両建て別業者の両建て
可能禁止禁止

HFMでは複数口座・異業者間の両建ては禁止です。

両建てした場合の処置は「ボーナス提供の停止、レバレッジの減少措置、新規取引口座開設禁止、取引口座の閉鎖など」の非常に厳しい処置となります。

HFMでの両建てはやめておいた方が良いでしょう。

 

金融ライセンスはセントビンセント及びグレナディーン諸島の法人登録

日本向けその他
セントビンセント(FSA)FCA、DFSA、FSCA、FSA、FSB

参照:HFM公式 規制環境

HFMの日本向けのライセンスはセントビンセント及びグレナディーン諸島の法人登録となります。

セントビンセントは法人登録のみでオフショア向けの金融サービスを提供できるため、近年人気を集めていますが、信用力はかなり低いです。

HFMのグループとしてはイギリスFCAライセンスなど、信用力の高いラインセンスを保有しているので、一定の安心感はあるでしょう。

 

HFMに関するよくある質問

HFMに関するよくある質問です。ぜひ参考にしてください。

HFM(Hotforex)は口座開設ボーナスがありますか?
はい、13,000円の口座開設ボーナスがあります。
HFMのボーナスは意味がないとの情報がありますが、それは何ですか?
以前のHFMのボーナスはクッション機能が無かったため、そのように言われていましたが、今はクッション機能があるので意味のあるボーナスとなります。
HFMは安心して出金ができる業者ですか?
はい、問題なく出金可能です。ただボーナスのある業者なので、ボーナスを使った悪用はしないようにしましょう。
HFMのコピートレードは評判が良いですか?
HFMのコピートレードは人気です。コピートレードはそれぞれのストラテジーによるので成績やリスクは様々ですが、ぜひ成績の良いものをコピーしてみてください。
HFMのスプレッドは狭いですか?
HFMのスプレッドは全体的に広めとなっています。

 

HFMまとめ

HFMはXMと同等のレバレッジ2,000倍の取引できるのが特徴で、ボーナスは入金ボーナス、ロイヤリティプログラムなどがあります。

ロスカット水準は20%で低めに設定されており、取引の途中でロスカットされる心配も少ないです。

取引しやすい業者なので、ぜひ使っていきましょう。

HFMの公式サイトはコチラ

 

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